プログラマーになりたい。

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精神面の不調の種類と読書傾向

いままでに経験したダメなときのパターンは2種類ある。

  • もーどーでもいー(現実逃避)型と
  • どうしようどうしようどうしよう(自分追いつめ)型


で、本人が不調だと自覚しているかどうかに関わらず、気づくと

  • 逃避型: マン喫にひきこもって、ラブコメっぽいノリの少女マンガ
  • 追いつめ型: 安い喫茶店で哲学系か文学系の、軽めの批評または重めのエッセイ

を読んでいる。それにしても、まあ、なんてわかりやすい…。
そして、いずれにせよ仕事が遅くなる(最悪止まる)。


ところが、なんかこれらのミクスチャー系もあったらしくて。今回はそれ。
ほんと、壮大な規模のひまつぶしをしている。だけ。


というか、役に立ったり何かが良くなったり前に進んだり、をしたくないという駄々を(誰かさんがしきりに)こねてらっしゃる。そして、そうすると怖いぐらいに、すっげえ、ばっさりとひまになるんだよ。しってた?ほんと、むしろ、このぐらいしかやることがないんだもん。


ここ3日ほどで読んだもののうち、自分追いつめ型で、完璧な袋小路に追いつめられちゃった気分なときに、ぴったり☆な本を紹介するよ♪

村上龍対談集 存在の耐えがたきサルサ (文春文庫)

村上龍対談集 存在の耐えがたきサルサ (文春文庫)

仏教が好き! (朝日文庫)

仏教が好き! (朝日文庫)

…こんなに厚い/暑い/まじめな本普段読まないもん。そんなタイプではないし、そもそも小説以外ほぼ読まないはずなのに。ほんと、ひまってこわいんですよ。小人閑居して…ですよ。つうか、対談相手つながりで柄谷行人まで行きそうになったけど、さすがにそれは踏みとどまった。そんなガラじゃないって。おれが読んでもどうにもならん。せめて内田樹(この2氏を並べるのはたまたま最近読んだ/読みそうになった中で、小説以外だとこれしかないというだけの理由です)ぐらいにしたいところ。でも、もうちょっと続いたらやっちゃうと思う。


なんかほんと宗教的な意味とかでの「救い」みたいなのって、結局生きている間中ずっと、適切な「ひまつぶし」(この場合は「あらゆる人生の過ごし方」という意味で)を提供するってことなんじゃねーかと。主観的な意味で「できること」がなんもなくなると、簡単に死ぬほど絶望的な気分をゲットできちゃうひともいるみたいだから。ほんと、新鮮な体験でしたよ(現在進行形)。

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