いつのまにか、k100dで検索すると、なぜかk100d 裏メニューがサジェスチョンされるようになってしまっている。
一体これはなんなんだとkakaku.comなどを見ると、どうもオートフォーカスの調整がゆるいのを、自分で設定を書き換えてなんとかしちまうという機能だそうな。
というわけで話題のぼくのかわいい問題児、PENTAX K100Dでございますが。
じつはいままで気づかなかったんだけど。
だいたい、そんな繊細な判断がオレみたいな目がテキトーなヤツにできるわけがない。
と、高を括っていたんだけど。
おととい300mmのフィルム時代のズームレンズを使ってて、おれもついにAF異常を確認してしまった。わーい、仲間だ!(ええ、すみません、デバッグモードとかいじってみたかったんです。)
こっちむいて舞台の上で前後3列に並んで座ってる人たちを撮ったら、ピントが合わないことに(狙ってない人にピントが行くことに)気づいてしまった。このカメラでの舞台撮影も5度目くらいなので、いいかげん余裕がでてきたせいもあるのでしょうが。一度気づいてしまうと、意外と気になる。粒子が粗いから無視してもたぶんバレないんだけど。
しょうがないから、途中からデフォルトのスクリーンで手動でピント合わせをした。実はPENTAXって、ファインダーごしの視野が暗くてざらざらなことで一部で有名なのです*1 *2。
しかも300mm/F5.4とかのズームレンズをつけていたので、ボケていると、いま自分がどこをみているのかということが簡単にわからなくなってしまう。
ともかくあれは拷問。
もちろん、いまどきのカメラだから、フォーカシングスクリーンの真ん中にMF用の穴とかが空いてないし。(いつも思うのだけど、お金と可能性があったら差し替えたい。)
というわけで、今後の快適なK100Dライフのために「裏メニュー」とやらを実行しようと思う。
HOW TO
2. AE-LボタンおよびINFOボタンの二つを同時に押したまま電源オン。3. 画面にファームウェアのバージョンが表示される。これが表示されている間にMENUボタンを二回、最後にINFOボタンを一回押す…
というような感じで書いてある通りです。
レンズ内部の話なので10μm(ミクロン)単位ですが、被写体の側で見ると表記が50mmのレンズで
1/a+1/b=1/f の式で f=33.3(35mm換算で50[mm])、a=2000(2[m])の時に、焦点面が50ミクロンも前にずれるとピントが合っている像の位置は19[cm]近く後ろにずれる
1/(a-a2)+1/b=1/f…
a2=1/(3/10-1/50)-2000…あれ?よくわかんねーけどまあそういうことらしいぜ。
たぶん、
で、テストするといいはず(ボケてるかどうかよくわかるはず)。同じ物を設定変えながらメモ取りながら撮影して、ピクセル等倍で見てチェック。ベストの設定をみつけて入力。デバッグモードをdisable、みたいな。
レンズごとの設定はできないみたいなので、何本か持っている場合は平均を取ってみるとか、あるいは多数決とか。あと、さらに細かいことを言えば、レンズのフォーカシングの機構には遊びがあるので
ピントリングを
遠距離側から動かした時と、近距離側から動かした時とでピン
ト位置がバラつきましたので、平均的にピントが出る設定を探
る必要がありました。
みたいな感じになるみたい。です。
室内で試したらくらすぎて話にならなかったんですよ。じゃ、外でやってみよう、と思ったら電池切れ!
(左から-20um,0um,+20um…なのですが、よくわからない。)