『週刊ベースボール』という雑誌があります。
基本、どこか特定のチームに肩入れしたりは、しない感じのスタンスをのようです。あと「辛口風にするために批判しやすい人物を引っ張ってくる」的なこと(批判のための批判)は、少ないとも思う。少なくとも、スポーツ新聞みたいなことはない。それが「いい」とかいうわけじゃなくて、単純にスポーツ紙とは差別化して地位を確保しつつ、しかしチームが偏ると読者数が確保しにくいから偏らず…ということなのだろうと、傍観者的にしか読まない立場としては思うわけですが。
でね、なるほどそうくるか、と思ったのが、さいきん(スポーツ紙的な世界では)話題の次期WBC監督の話題。
スポーツ紙がばんばんやってたみたいに、「星野降ろしをやっとけばOK」ではないわけですよ、いまさらですし。上記のような姿勢ですし。かといって「王監督で」というわけにもいかない。あれのもとはナベツネ氏だから。
最新号(2008年9月29日号・9月17日発売)の最後のページ、「編集長FILE」というコラムに端的に出てるんだけど。うまいんだよこれが。
連載●編集長コラム「全員野球」 「監督」を考える。
そういう言い方をするのかあと。さすがにその世界で長くやってるだけのことはある。老練ですな。
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