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「バチスタ」前半戦読破。

文庫版は2冊組。ほんとうは、上下巻(小説2冊)ぐらいだったら一気に読んじゃいたいんだけど、きょうは一身上の都合により「上」でストップ。
ってゆうか、白鳥って誰よ。巻末にあるこのシリーズの続刊の宣伝が「田口&白鳥コンビ」の第2弾、第3弾ってことになってますけど。まだ白鳥って名前が出てない気がするんだよね…。なんだかなあ…。

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)

とりあえず、相変わらずというか、こっちのが以前の作品だけど、海堂尊の描く主人公は頭がいい。じゃないと転がらないタイプのストーリーだからというのもあるだろうけど。あと、専門用語の出し方が上手いのも。

作中では、バチスタ術中に患者が数人亡くなるわけですが。

ああ、でも、事件なのか事故なのか云々以前に、その場面の手術の描写がすごいです。おれ、これが海堂尊の作品の『医学のたまご』、『夢見る黄金地球儀』につづく3冊目としてだから。なんか血なまぐさそうなのを無意識に後にまわしていたというか。とにかくこのひとの書く手術の場面は初めてだったから、余計にそう感じるのかな。

それにしても、「死」や「殺人」の場面を、ここまでドラマティックに、というか、象徴的に描いているのはすごいと思う。縫合して、人工心肺から脱するときの床に沈められるようなずっしりとした緊張感には圧倒された。


ところで、上巻だけ読むなんて、おれにとってはちょっとレアなので、現時点での憶測を書いおいてみようかと思ったんだけど。
あ、でも、いきなりネタバレってやっぱまずいのでしょうか。一応、切った方がいいのかね?これってネタバレに該当するのか?という疑問もありますが。まあ、とかいいつつとりあえず切ったけどさ。


上巻の中盤ぐらいから、読みながらぼんやり考えていたのは「変性部」の診断方法がどうやら独自のものらしく、そこに何か穴があるのではということ。でも、それだと米国での実績が説明できないか…とか。しかし、米国では(移植の道があるから)大人のバチスタ手術はほとんどしてなかった可能性もあるよな、とか。

まあ、チームの麻酔医や外科医たちも、それぞれ、なんだか怪しげではあるけどね。

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