エポックのロマン!
「1970年1月1日0時0分0秒から何秒後か」で日付と時刻を表現する数字を「エポック秒」などとよぶようです。精度の低い乱数を初期化する際に、乱数の「種」として現在時刻を入れたりするときの、あれ。
あいにく1970年に、実際どんなエポックがあったのか(なかったのか)は知りませんが。
この「1970年1月1日0時0分0秒」を初めて見たとき、基準を70年におくのが自然だった、そんな時代の技術者たちの息吹を感じたように思えて、とても不思議というか「典雅な」といってもいいような気分になった記憶があります。その持って回った感じ、「合理的」だと思ってることが、あとから見るととても人間臭い。
ロマンだね。
じつはそれを「エポック秒」とよぶと知ったのはごく最近で、はてダの時刻付き見出しの数字が「あれ」っぽいなあと思って調べた際にはじめて見ました。
しかし、エポックなんていうと、ますます文学的だ。
(英語としてはどうだか知らないけど、少なくともカタカナで書くと。)