梅澤実監修『理解が深まるディスカッション (話す力・聞く力がつく発表レッスン3)』(学研)という本を読んだ。
地域の図書館には、「KJ法」がキーワードとして設定されている本が、なんとこれしかなかったのである。これ対象年齢は小3~中学生で、児童書なんですよ、まったく。時代だなあ……。で、ひさしぶりに児童書のコーナーに入りました。
内容ですが、絵本みたいな装丁のくせに結構詰まってて、意外と読むのに時間がかかりました。各手法ごとにいちいち議論の具体例が示されているのです。
また「KJ法」といっしょに「マッピング」というのも紹介されてて、こっちはなんかマインドマップのようなそうでもないようなものです。「KJ法」とともに、よくあるようにブレストのまとめ方みたいな感じでしたが、結構ちゃんと説明してありました。
僕なんか、もう元祖の本は読まないでもいいかなあ……とか思ったくらい。特定の状況でのマニュアルとして考えると、元祖の本を読むより短くまとまってていいと思うんだよね。