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信頼できる「ベース」を決めて、たどるしかない

ネット上の情報において、

  • 実名(住民票に記載されている氏名および社会的に広く知られている通名)と
  • 顕名(ある期間に渡って連続して利用されている名乗り、ハンドルネームなど)と
  • 匿名

で出された情報については正しさの観点からすれば、ほぼ差がない。実名や顕名がある程度の期間連続して使用されており、かつ、その人から発せられる情報が一定のレベルで正しいときに限り、匿名情報よりも信頼に値するかもしれない程度。

twitterでも、こないだうち、なりすましやIDの重複が顕在化して話題になっていたけれど。
今回の場合も、情報の「正しさ」そのものというよりは、発信者の「同一性」じゃないかな。


で、インターネットみたいな発信者の特定がしにくい環境では、信頼できる「ベース」を決めて、たどるしかないのではないか。
悪意のある第三者(なりすまし)と、本人の違いが分かるようにしようと思ったら、「これとこれは私ですよ」みたいなリンクを自分の関わった場所すべてに、相互に張ったりして、PGPとかSSLの保証しくみと同様に、信頼の連鎖を意識して作っておくといいと思います。別のサービスに、IDが同じ人がいても、同一人物とは限らないわけだし。


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