音速ライン「TOUR ハッとしてサプライズ2009」ファイナル
- 東京 中野サンプラザホール
- 2009/02/21(Sat)
- 開場17:30 開演18:00
- ヴィンテージロック
バイト先に流れてきた話にのっかって、JR中野駅北口からすぐのコンビニのサンンドウィッチ的な形の白いでかい建物に行ってきた。公共のホールっぽいつくりなので全席指定なんだけど、実質的に座ってられないので、「立ってる場所指定」。それで、たぶん90分程度。なかなか足に来ます。
成り行きがこれなので文句は言えないですが、2階席の後半で、ちょっと遠かった。でも近くに、ステージの光だけで必死にメモ取ってる音楽ライターらしき人がいたり、関係者席って感じで興味深くはあった。
あと真横が、6歳の男の子とそのおかあさんで、おとこのこ超かわいかった!
音速ラインはスリーピースからドラムが脱退した、男性2人の「バンド」。サポートメンバーとしてギターとドラム、一部にはキーボードも入るという編成。
ギターボーカルが甘い声なので、キャッチーなリフによくはまる。お客さん、女子率多少高めな感じだった。
- アーティスト: 音速ライン
- 出版社/メーカー: NAYUTAWAVE RECORDS
- 発売日: 2009/01/14
- メディア: CD
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- WWG
- our song
- 旅ガラス
と3曲目までで温める感じ。初めは舞台際に幕が張ってあって、目つぶしで影絵のようにしたり、紫色のガラス片をちりばめた万華鏡のような映像が出たりし、途中で落とされて登場。
続けて
- 疾風のように
- ロレッタ
- 季節風
- みずいろの町
MCでホールは音が「ほわぁーんてなる」とかいってた。たしかに正方形にちかいような形な上、公共のホールはライブハウスとは壁面のつくりが異なる。
本ツアーではじめてKBを入れたとのことで、KBマコト氏入る。
ベースのソロで“ダンサブル!”っていうので有名らしい「スナフ」に入り、「フラッシュバックサマー」、「恋人よ」の3曲で聴かせる(〜10曲目)。
「東京に舞う雪のイメージ」とMC。
- KAZAHANA
ではハート形の紙が舞った。
- 冬の空
- スローライフ
ときて、
- ポラリスの涙
では点滅しないイルミネーションを舞台の上空から不規則な長さに垂らして星空のような演出になり、
- 大切な人
5曲を使ってソロなどの意味での見せ場か(〜15曲目)。
MC中にKBが抜ける。
客席も十分に熱くなったところで
- ヒトカケ
- 恋の魔法
はすごかった。ギターのアンサンブルでも聴かせる。それにしても、後者はV系のような風味というか、メロディアスながつがつ感があって、ほんとになんでもやるなと。
でも、もうなんかこの辺で、個人的には出し切った感があったんだけど、まだまだ続く…。
こないだ見たときiTMSで人気1位だった
- 逢瀬川
でピークっ!
ラス前の
- 逢いたい
にはスパーン!(ほんとにきらきらテープが飛ぶんだねえ…。)
フィーバー!
ここで、MCでgdgdしてみたりしてたかな?
- C/T/Y
でラスト。
一応、これでお開き風のMCが入って、一度引っ込む。
客電は暗いままでメンバー直々に「本日の公演は…」アナウンス。なんかメンバーが楽屋から出てタクシーに乗るという映像が流れて、「えー」といわせておいて、1階席通ってメンバー2人が出てくるという演出で、アンコールには
- スワロー
- 街風
終わり…かとおもわせて“まさかの”もう1回があった。
- 優しい雨とこのままで
で、客電点灯。
それにしても全23曲(20+アンコール3回)、アルバム約1枚分ぶっつづけは、さすがに息切れする。客側は聞いてるだけとはいえ、テンションとか集中力にも体力的限界というものがある。いや、ほんとあれは、最後は体力だけでは持たないだろう。万が一すかすかだったら、できないタイプのやり方だと思った。
終演後、なんか関係者はあっちと、スタッフ氏にぞろぞろついてったら舞台袖通って楽屋へ。ひとくち紙コップでビール貰って乾杯とか。握手とか。名刺が飛び交ったりとか。「メンバーは入ります!」とか。
それにしても、あたりまえですがギョウカイジンいっぱい。なんかこうオーラの濃いというか、なにか「隙がない」「あたまが強そう」と感じる人々がいっぱいいて、すさまじいぞ。まじ芸能界とかこえーぞ。
いや、そういう人って一流のビジネスの現場には、どこにでもいるんだろうけど、密度がね…。
ぴりぴり感がテレビ局みたいなんですよ。
で、帰りは裏口から出ることになってて、出たら、なんか女の子たちがちらほらいるんだ。ああ、寒い中ご苦労さまです…。そうか、メンバー出口なのね。うわあ、ごめんなさい。と、気まずいので視線あわせないようにして、すたすた帰ってきました。