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無意味な文字列

QWERTY配列のキーボードを用い、ローマ字かな変換モードの日本語入力時に、フルキーの3段目と2段目を交互に入力することによってできる文字列である。一般にはフルキーの左端、「Q」のキーに右手の中指を、「A」のキーに同じく人差し指を置き、そのまま右に指を滑らせることで入力できると紹介される。

だまんは
くぁswでfrgtyふじこおlp
をおぼえた。

ETAOIN SHRDLU。英語版もあったらしい。入力方法がきわめて酷似していることは注目に値する…かどうかはどうでもいいんだけど。ライノタイプって、超有名なフォント屋さんでLinotypeってのがあるけど、やっぱ関係あんのか?と思ったらあるらしい。
つうか、この「ライノタイプ」ってのが何なのかいまいち分からん。

ETAOIN SHRDLUとは、英語においてもっとも頻繁に用いられる12文字を、そのおおよその頻度の高い順に並べた語句である。(略)この語句は、印刷物に出現する無意味な語句の中では最もよく知られている。(略)

ETAOIN SHRDLUは、ライノタイプのキーボードの最も左側にある縦二列であり、(略)ライノタイプの入力者は時折、タイプミスをした行を埋めるため、キーの列に沿って指を走らせることがあった。このような行は校正の際に取り除かれることになっていたが、誤って印刷されてしまうことも時々あった。

このようなことは多く起こり、オックスフォード英語辞典やランダムハウス・ウェブスター英英大事典にETAOIN SHRDLUが掲載されるほどであった。

ニューヨーク・タイムズの、鋳造活字によって印刷された最後の記事(1978年7月2日)に関する文献には、Farewell, Etaoin Shrdlu(さよならEtaoin Shrdlu)という題がつけられていた。

ついでに。
ところで、意味の分からないギリシャ語っぽいダミーのテキストを入れることをそのまんまずばり「グリーキング」(ギリシャする?)といってはばからないところがさすがである。

lorem ipsum(ロレム・イプサム、略してリプサム lipsum ともいう)とは、出版、ウェブデザイン、グラフィックデザインなどの諸分野において使用されている典型的なダミーテキスト。書籍やウェブページや広告などのデザインのプロトタイプを制作したり顧客にプレゼンテーションしたりする際に、まだ正式な文章の出来上がっていないテキスト部分の書体(フォント)、タイポグラフィ、レイアウトなどといった視覚的なデザインを調整したりわかりやすく見せるために用いられる。

lorem ipsum」は様々なバリエーションがあるが、もっとも一般的なテキストは以下の通りである。

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