アッシュ/トレイ=灰/皿
ってそういえば、すごい逐語訳的だ。
きょうすっげえ久しぶりに英語をしゃべった。もっとも、「Ashtray」の1語+指差し。だけど。
ってゆうか、それしゃべったって言わないし。
でも用は済んだ。マックで、日本語しゃべれない人が、タバコに火をつけてから灰皿をさがして見つけられずに、店員に聞いてた。ところが店員がそれ聞き取れず、タバコ持ったまま右往左往してるのが聞こえたからおせっかいした。だからこれで足りる。まあ、それにしてもとっさに「There are …」のひとつも出て来なかったのが情けないわけ。
あいかわらずリスニングの聞こえ方に対して、文章の想起が追いついてない。
そのアンバランスがもどかしくてしょうがない。
そういう、しゃべる能力のピークは岩本町のデイリーヤマザキで、岩本町からいわゆる「秋葉原」への行き方をインドなまりの英語話者相手に説明していたころだったといまだに思う。ちゃんと文章しゃべれてた。
まあ道案内なんて「癖」みたいなもんだから、くり返しているとすらすら出るようになるんだけど。そして、そういうシチュエーションごとの「癖」をいくつかセットで覚えておけばたぶん英語だけで暮らせるんじゃないかと。
英語スキルという球体の宝物を、ていねいに表面だけ磨いていたら、知らない間に底が抜けてて、中は液体で、全部流れでてしまっている…というのんきな妄想をしていたのは高校2年の年次まで。
(個人的な)「TOEICショック」以降、そんな甘っちょろいことは考えなくなりました。あれは、きゅっきゅと整合性が取れるように磨くようなものではない。ただひたすら目の前にきた球を打ち返すものだと。でも、そうやってTOEIC TOTAL 785とか取った気がするんだけど、本当に妄想かもしれないから気をつけてください。じぶんでもこれは冗談だと思いたい。
そういうTOEIC専門の練習だけして、この後も続けていけばTOEICではもっともっともっともーーっといい点とれたとする…と考えても、やっぱり、しゃべれない/かけない人は結局そのままだろうと切実に思います。
双方向の英語は間違い探しではないから。条件反射で、いきなり文章の骨格(せめて出だし)を思いつく。副詞名詞形容詞で肉づける。バックトラックしてもいい。で、語尾とかの細部も別の条件反射だ。
ボキャブラリー+最後に挙げた「細部の条件反射」がTOEICの基本だと思う。
そして問題をコンスタントにこなすリズム感。だから、ある面ではぜんぜん相関性がない。
TOEICはTOEIC。英語は英語。
条件反射でも癖でもいいけど、慣れるしかない。しかし慣れる機会がない。