これよんで、いろいろ引っかかったけど、どう共感したかとか、ぜんぜんまとまってないので、引っかかったとこをとりあえずほぼ全部引用してみる。括弧とかつけてないですが、とにかくぜんぶ引用してみる。タイトルは、その引用の中でも感覚的に一番実感があった部分。最近、秋葉原の通り魔と元同級生の突然死で、2度ともそういう気分になったので。
- 作者: 田口ランディ
- 出版社/メーカー: バジリコ
- 発売日: 2008/03/01
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引っかかったとこをとりあえずほぼ全部引用してみる。
生き残った意味が分からない(内田樹、学生運動を通して)。(秋葉原の無差別殺傷事件で、現場にはいなかったが、あそこはある意味家以上にホームベースだと思っていたから「生き残った意味が分からない」とおれも思った。)
僕が生き残ったことに意味はあったと、自分が死ぬときに思えればいい。
(これから「意味」をつくっていけばいいということか。ここでは「レヴィナス」というのがキーワードになっているが、ぜんぜん知らないので、これは時間があるときにしらべたい。)
西垣通。ロマンチシズム。『基礎情報学』。(いまは)生命ときて、社会ときて、機械ときたでしょう。この機械情報がもういっぺん生命のほうにループして戻ろうとしている時代。
システムに対して、道を説く。「あなたは悪いけど、それでも私はあなたのことを殺せない」
鷲田清一。(吉本隆明)「小刻みの幸福」、小刻みに生きること。
竹内整一「あわい」に自分を遊ばせる。あいまいであること。つきつめない、深めない。楽観的に。
玄田有史。大丈夫、一生かけて帳尻が合えばいい。
個性は8尊重、2は有無を言わさず。(なぜならば)意味を…問いすぎると働けなくなる。ほどほどに…でちょうどいい。
ニートでいちばん苦しいのは、生きるリズムが崩れているとき。
仕事で大事なのは、ちゃんと「そこにいる」ということ。(2:8といった人は)「考えすぎない」「人の話にのってみる」「ただ働きができる」ができれば、リズムよく働けるといっていた。
そのうまくハマる感覚をもっているということが「考えないでリズムで生きる」ことだと思う。
(宮台真司って、なんでこう名前つけるのが好きなんだろう…ってのはどうでもいいけど。)
謎は解けず、超えるしかない。身体性。
マルチレイヤー。レイヤーごとにいろんなものに帰属できる。
<社会>から<世界>へ、<世界>から<社会>へ。
<世界>にふれたものは、天使にも悪魔にもなれる。けど、偶然のめぐりあいをありがたいと思い、奇跡的で美しいと思うことが破壊へはしるのを止めるかも。
(とかいいつつ…。)<社会>と<世界>という二元論はトリックに満ちている。
超越に憧れるのはヘタレの性。
板橋興宗。(板橋がリスカというものを初めて聞いて驚いたりしてるすがたがなんだか、不謹慎だけど、いいなあと思った。)
生きている事実を、「からだ」がわかっている。(彼も、やはり生活のリズムみたいなことが重要だといってる。)