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襲撃、ビッグサイト。(C76)

今回のコミックマーケット76ではじめて「コミケ」を経験した。購入した頒布物をすべて読み終わってから、エントリにしようかと思っていたが、そのようなものよりは、初参加の印象の方が重要な気がしたので、当日の記憶が薄れないうちにエントリを書くことにした。1日目と2日目に参加したが、ここではより本格的に参加した2日目について書く。


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8月15日、2日目が開催されたコミックマーケット76(コミケ)に参加した。正午すぎに着くと、折りからの晴天により東京ビッグサイト周辺の気温は30度を超えていた。


この日、2日目が開催されたコミックマーケットに、例にない数の一般参加があり、駅付近の歩道はは混雑を極めていた。開場から2時間をすぎてもなお、押し寄せる勢いはおさまらず、これらを建屋内に参加者を収容しきれていなかったのだ。
直射日光の下、入り口から伸びる入場待ちの行列は、ゆりかもめ駅前で折り返し、さらに、りんかい線駅の下にまで及んでいた。


待つこと数十分。やっと屋内には入ったものの、冷房はほとんどあてにならない。また、めざす東棟へは、さらに館内の行列に並ぶ必要があった。


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天井が低く、息苦しい最後の通路を抜けると、東館のロビーだった。
めざす展示ホールはここまで並んで歩いてきたよりも1階下にあり、エスカレータで降りる必要がある。どうやら、これが観客収容のボトルネックになっているようだった。


エスカレータを降りる。奥へ向かってのびる幅の広い通路兼ロビーが広がっており、その両側に3つずつ展示ホールが並んでいる。
満員電車並みだった行列がほどけてラッシュ時の構内ぐらいには自由に動けるようになった。


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幸いなことに、事前に目をつけていたり、知り合いがいたりするサークルは、ほとんど右手前のホールにかたまっていた。番地表記をみながら長机で囲まれた島と島のあいだを進んでいき、まずドワンゴ社員らによるサークル「幸せ亀裂計画」で『破滅論 1st. contact』を無事入手した。
つぎに、「うす味連合」に相乗りしていたで、twitterなどで親しくさせてもらっている舟の人(@fune)の小説『飛翔する雛』と、委託先サークルの『まったりBSD』を購入。
さらに @CH3COOH + @pullus (表紙デザイン: @2bbb) によるpixiv解析本『PIXIV ANALYSIS』を、委託先、わんくま同盟の出水氏の「にじけん」のブースで購入。


その後は、@CH3COOH 、 @pullus 両氏とブースで少し話したり、pullus氏に東棟を案内していただいた。また両氏が『PIXIV ANALYSIS』をピクシブ株式会社の企業ブースに献本に行くのについていって、企業ブースも少し眺めることができた。


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この日は結局、東館を一通り見たところで終了のチャイムがなり、西館へは足を伸ばせなかったが、念願の「オタクの聖地」への巡礼を果たし、その魅力の片鱗を感じることができたと満足している。
また参加者、スタッフ諸氏には、初めての参加ということもあり、いろいろと教えていただきお世話になりました。みなさま、暑い中おつかれさまでした。


最後に、ひとつだけ。
コミケ開催時の国際展示場へは、一度近寄ると、午後以降交通機関の混雑が激しくなるため容易には離れることができません。この記事を見て興味を持たれる方もそうそうおられないかとは思うが、くれぐれも帰るのに必要な交通費と体力には余裕をもって帰宅することを、注意してほしい。

参考:

(初出:[mixi]襲撃、ビッグサイト。(C76))

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