だまんです。

プログラミングや写真や本や読書会のことや、日常のこと。

結局、生産性の競争に呑まれてしまうのか。

[広告]

キューバでは、通貨が、ドル(と連動した通貨)と現地通貨のダブルスタンダードなのだそうだ。
で、

国民が持つ外貨を国営商店で使わせて回収し、その外貨で食料を輸入し、安く配給する。富の再分配を大がかりに行う国家だ。コメの6割が輸入だ。

という予定だったらしいが、これがうまくいっていないという記事。
根本的にはおそらく、輸出入のバランスがそれだけ崩れてしまったのではないかというのが感想。


しかしそれにしても、ひるがえってみて、なぜ日本円は持ちこたえているのか、が不思議。
最近ではドルの調子が良くないのもあるだろうが…。

 私が見ている社会は「革命いまだ成らず」なのか、「革命の夢の終わり」なのか。

 「実験」という表現を再三使ってキューバの記事を書いてきた。90年代に世界の主流となった新自由主義とは異なる道をどこかで期待していたのかもしれない。昨年までの米国が「小さい政府」の世界最右翼にあったとするなら、最も左の「大きな政府」がキューバだろう。国民が持つ外貨を国営商店で使わせて回収し、その外貨で食料を輸入し、安く配給する。富の再分配を大がかりに行う国家だ。コメの6割が輸入だ。

 世界経済危機で国家と個人の役割が問い直されている。国家はどこまで国民の生活を保障し、経済に介入するのか。人間が働くのはカネのためか、社会に役立つ道義のためか。正解を探しあぐねる時代だ。キューバの人々が選ぶ針路に、これからも目を凝らしたい。(論説室)

Creative Commons License ©2007-2016 IIDA Munenori.