そうめん爆弾
素麺をもらいました。まあ、ほんとに素麺ばっかり4kgも入ってたんだなこれが。約13食分。普通のペースで食べてたら、一人暮らしなら数ヶ月は持ちそうな量である。小麦粉で考えると、食パンなら16斤以上。
こんな巨大なものを一般家庭が贈答品として頂いたらば、「爆撃された」と、申してもよいのではないでしょうか。爆弾といってもまあ「仲間内の爆弾発言」サイズの破壊力ですが。「じつは結婚するんだ」とかくらいの。
厳密には、120g × 33(把) = 3960g。
贈答品用の梨などがぼこぼこ入っていそうな大きさの箱に、素麺ばかりがぎっしり33把。梨などとは違い非常にスクウェアかつソリッドなやつですので、ほんとみっしりと一面に素麺。(しかしまあ、よくもこう揃いも揃って、白くて直線的なものばかり集めたもんだこのやろう…。)
もちろん、わざわざ一度にこんなに買うわけはありません。独り暮らしの中年男性(父)が、たぶん会社あたりから到来物を回されたかなんかしたものの、持て余したのです。未開封のままうちに送ってよこしたのです。さいきん自炊しないし、とかいってさ。
とはいえ、うちだって持て余す量ですので、感謝はしつつも、母はせっせと職場で配ったりしてる様子。これをもらった人にとっては、もらったもらい物をもらったものをもらったことになるのですか。いろんな意味でやっかいですね。
ブランドは「揖保乃糸」ならぬ「半田素麺 阿波の糸」。しかし、これ、素麺にしては極太。糸というか縄っぽいけど。うどん粉スパゲッティーニか、という感じ。
いや、やたら悪口ばかり並べるのは単に量がすげえからであって、決して不味いからではないので。その点は誤解なきよう。
追記:この素麺、結局1年かかりました…。