プログラマーになりたい。

プログラミングや写真や本や読書会のことや、日常のこと。

ああっ12月になっちまった…。

11.29

石油、石炭、奴隷制。

11.30

ヴァルツァー、ヴァールスとかってググってもなんも出てこないなあ。

朝から動悸。パキ10追加。

12.3

ああっ12月になっちまった…。

2010年12月5日 日曜日

0:00

朝から異様な眠気とだるさ。パキ、包丁で分割して5追加。

2010年12月6日 月曜日

9:49

人が多い時間帯に動くとなんとなく罪悪感が…。

10:50

弟、風邪。どうも無防備にうろついてて、その辺に撒き散らしてて、うつりそうである。

11:24

疲れた…

14:26

パキ+5mg。

2010年12月7日 火曜日

3:42

ADSLが、LCP接続要求とかいうとこでタイムアウトする、というめずらしい現象をみた。めずらしがるだけで済んでるのは、ソフトバンク回線経由のiPhone経由でググったりできたからである。ありがたいことである。

16:35

今日は起きていきなり眠くならなかった。が、少しイライラ、そわそわ。
今日は朝から図書館の検索システムが落ちてたらしい。半日。明日から特別休館が終わる館があったから、溜まってた処理が一気にきちゃったのか?
江東区OPACはウェブデザインはなんというか最悪であるが、Windows導入以前から、中身は良い印象だったので意外だ。(その当時、町田市のやつが異様に重かったので、こっちにきて古いくせに優秀だと感動したのだ。あれは一体なんの違いだったんだろうか?)

2010年12月10日 金曜日

22:34

鼻の奥がツーンとしてる。風邪気味。

23:37

×

助教授は解脱したのか

意味深なプロローグと無口なエピローグ。(失礼ながら)いつも自信満々なイメージの森先生の筆が、逡巡しているようにみえる。その落差のせいか、いままでになく生々しい印象を受けた。
この主人公たちは、これまでの作品の主人公——もう少しソフトな院生生活の"どきどきフェノメノン"、趣味人の面からのエッセイでの本人、新書、作家の顔を持つ"水柿"など——で触れた要素を削り落とした、芯の部分、すなわちひとりの研究者としての人格や懊悩をテーマに描いている。それは、これまでは「クリエイティブなことをする時間がなかなかない」という程度しか書かれなかったものだ。
したがって、ある意味地味だが、今までになく純文学的。

喜嶋先生の静かな世界 (100周年書き下ろし)

喜嶋先生の静かな世界 (100周年書き下ろし)

でも、「水柿助教授」は"解脱"して、はなにか吹っ切れた印象があったんだけどな…。あれは生活のある人間としてのものだったのかな。金銭面というか。あるいは作家として。
それで、それでも吹っ切れないものが、むしろ浮き彫りになりつつあるのかもしれない。研究者としての業、みたいなものだろうか。
これが森博嗣自身の「素」だとかいうつもりはないんだけど、主人公の内面の描写が多い。


あと、そういえば、ここまで懐古的なエピソードや時代設定を使っているのも今までになかった気がして、どうも折り返し地点を過ぎ、選ばなかった別の道を「喜嶋先生」に投影しているのではないか、みたいな邪推もした。あるいは、商業作家としての森博嗣は30代後半からで、この主人公はどうも30代のようだから、作家以前の一助教授だった時代までの、作家デビュー前夜までのことを描いたのかもしれない、とも。
加齢もあるだろうか。ともかく、作家としても新しい局面に入ったんじゃないかという印象。(2010年12月14日火曜日 9:33)


ちなみに、個人的には息をしないシーンのあの感じ、じぶんの研究と逃避のことを思い出して、耐えがたかった…。過去の亡霊が伊府不快感としてよみがえって、はらわたの冷える思いであった。ホラーよりホラーだ。
この小説の研究者の姿勢を「熱い」と書いているのを読んだけど、ぼくにはひたすら極寒の世界にひとりずつ、ぽつんぽつんと立ち続けているイメージである。

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